低用量ピル ｜ トリキュラー錠28

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◆処方内容
トリキュラー錠28　28錠
１回１錠、１日１回
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◆薬のはたらき・注意事項・相互作用・副作用など
低用量ピル（経口避妊薬）の一種です。飲み続けることで避妊効果や生理痛の緩和が期待できます。避妊効果はありますが、HIV感染や性感染症を防止するものではないので、コンドームを使用することを推奨します。
婦人科・産科で処方される第二世代の経口避妊薬で、黄体ホルモン「レボノルゲストレル」を配合しているため、不正出血が起こりにくい特徴があります。
また、「３相性ピル」としても知られています。これは服用期間を通して、ホルモン配合量の異なる３種類の錠剤を飲むことを意味します。
トリキュラーには21錠タイプと28錠タイプがありますが、どちらも同じ成分が配合されています。
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◆服用時のご注意
主な副作用として、吐き気、嘔吐、腹痛、乳房のハリ、頭痛、むくみ、体重増加、下痢、めまい、神経過敏、腰痛、倦怠感、抑うつなど。
※喫煙と経口避妊薬について
喫煙と経口避妊薬の併用は、静脈血栓症、肺塞栓症、心筋梗塞、脳卒中などの副作用のリスクを高めると報告されています。特に35歳以上で１日に15本以上喫煙する人ほど、このリスクが増加すると言われています。そのため、35歳以上で経口避妊薬を服用する場合は、禁煙が必要です。
※以下の方は服用しないでください。
1. 以前経口避妊薬を服用したことで過敏症を起こした方
2. 乳がん、子宮内膜がん、子宮頸がんなどの病歴、疑いのある方
3. ヘビースモーカーの方（35歳以上で１日に15本以上、34歳までは１日20本以上）
4. 50歳以上、もしくは閉経している方
5. 重度の高血圧や血栓症に関連する病歴のある方
6. 重症の肝障害のある方
7. 授乳中または妊婦、妊娠している可能性のある方
8. 現在成長期にある人
9. 手術を予定している方、手術後２週間以内の方、産後４週間以内の方、または長期間安静状態の方
※以下の方は、注意が必要です。
1. 40歳以上の方
2. 子宮に筋腫のある方
3. 過去に乳癌と診断された方
4. 乳癌の家族歴（家族に乳癌になった方がいる）または乳房にしこりのある方
5. たばこを吸う方
6. 肥満の方
7. 血栓症の家族歴のある方（家族に血栓症にかかったことがある方がいる）
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◆用法・用量
28錠を１シートとし、毎日一定の時間に服用します。休薬期間はなく、サイクルの最後の７日間はプラセボ（偽薬）を服用します。これにより、21錠の場合よりも飲み忘れのリスクが低くなります。１シートを服用し終えたら、出血が続いていても次のサイクルとして２シート目を飲み始めます。
生理周期を調整したい場合は、偽薬を服用したり休薬したりするタイミングを変えることで可能です。医師と相談して決めましょう。
ピルを飲み忘れて24時間以内の場合は、気づいた時点で（プラセボの期間は除く）前日分を早めに服用し、その日の分は通常通り服用します。２日以上連続で忘れた場合は、服用を中止し、次の月経初日から新しいシートを再開します。ただし、中断期間中は避妊効果が低下するため、他の避妊方法を併用する必要があります。
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英語参考資料(他サイトから引用)

Triquilar Tablets 28 | Kusuri-no-Shiori(Drug Information Sheet) (rad-ar.or.jp)